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POSTED | 2022.03.07

CATEGORY | 村のこと

神恵内村の漁業 【山森 昴】

神恵内村はその昔ニシン漁で栄え、何百人も漁師がいました。今の漁業者はおよそ30人くらいしかいません。

ニシンが捕れなくなり、高齢化や後継者不足で漁師が減っていきました。

今ではほぼ全員が浅海漁業(ウニ、アワビ、岩海苔、昆布など水深の浅い漁業)に従事しています。他には刺網漁業、ホタテ養殖漁業、定置網漁業、底建網漁業、敷網漁業(小女子漁)などの漁業をおこなっています。

神恵内沖の海底は砂と岩礁が入り交じり豊かな漁場です。なので様々な魚が生息しているので、色々な漁業が行われています。

春夏秋冬漁獲される魚が違います。春はサクラマス、ホッケ、カレイ類、小女子など、夏はウニ、ナマコ、タコ、ヒラメ、ブリ、養殖ホタテ、秋はサケ、ヒラメ、ソイ類、子持ちホッケ、冬はアワビ、アンコウ、カスべ、タラなど、四季折々の魚が捕れます。

1年を通じて漁を行い、生活をしています。

神恵内村には4つの漁港がありますが、船の数も十数年前をピークに徐々に減り、20トン未満の漁船が16隻ほどしかいません。

漁師人口の減りに歯止めがかけられず、そのせいで漁獲量も減り、組合運営も厳しい状況となっています。

山森漁業部はこのオンラインショップを通じて神恵内と漁師という仕事に興味を持ってほしいと思っています。

組合に卸すのも大事ですが、これからは自分たちで販路を築き、販売することが大事になってくると思います。

1次産業から6次産業まで手掛ける。これがこれからの漁師に求められることだと思っていて、人口減少に悩むこの神恵内村で新しい事に挑む先駆者・山森漁業部です。

今はコロナ禍で不便な生活を強いられていますが、コロナが落ち着いた暁には、ぜひ神恵内村に来ていただき漁業や村の風景など楽しんでもらい、山森漁業部の商品を買っていただきたいです。

 

少し話は逸れましたが今の神恵内村の漁業の現状です。

まだ時期ははっきり決まってはいませんが、漁業体験などのイベントを考えています。

自分達の活動が実を結びと信じてこれからも頑張っていく次第です。

山森漁業部お問い合わせ電話番号
070-8517-4715
お問い合わせ時間:平日 9:00〜16:00

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