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POSTED | 2022.02.14

CATEGORY | 日々の活動

この村の未来を繋げる〜戸津 奈津樹〜

神恵内村を盛り上げるプロジェクト開始から丁度1年が経った。

 

私は山森漁業部のPR担当的存在。

広報というのか?マーケターというのか?

役割に名前はないけど、そんな感じ。

「こんな企画を始めよう」「これはSNSの広告に載せよう」

それが私の役割の1つ。

 

あとはyoutubeチャンネル「山ちゃんてぃーびー」の動画を作ったり。

山森漁業部の仕事の他にも、子どもたちを撮影したりもしてる。

だからその技術を山森漁業部に全力で注いでる。

 

キャンプ沼にハマっていて

1年前にキャンピングカーを購入したり。

月4キャンパーを名乗ったりもしてる(笑)

それもあって、ホームページ内にある近日公開予定のキャンプブランド「KAM/ON

このブランドも、僭越ながら私がプロデュースしてる。

 

私は現在、夫の転勤で東京に住んでいて、2児の母をしている。

全国いろいろ旅して歩いた20代前半→結婚して転勤で仙台→東京

そしてもうすぐ夫の転勤が終わり札幌へ帰る。

 

だから、割とその地域のニーズを感じ取ることとかも得意だったりすると思う。

 

今は山森漁業部の嫁である美紀とは幼馴染で

北海道は共和町出身。

幼少期、食卓にはよく神恵内産の魚介類が並んでたなぁ。

だから神恵内村は、地元ではないけど、慣れ親しんだ場所でもあった。

 

プロジェクトを始める1年よりちょっと前

Twitterを見てたら北海道産ではない「塩水ウニ」のツイートがめちゃめちゃバズってて

それを美紀に送ったのがこのプロジェクトの始まりの前の始まり。

正直、赤裸々に話すと、その時は「儲かってるよ!」っていうニュアンスで声をかけたんだよね。

その時は漁師の収入事情は全然知らなかったし、

美紀からは「魚が安すぎる」っていう漠然としたワードしか聞いてこなかったから。

「SNSで売ったら、仲卸も通さないし、買ってくれた人との交流もできて、こっちの顔も見れるよね」

その言葉の真意は「漁師のやりがいってなんぞや??」だった。

 

昨今、農家さんだったら

顔の見える生産者としてスーパーでも売り場でPRされているけど

果たして漁師はあるかな?ないよなぁ。

命かけて夜中から海に出て、捕ってきた魚が1円にも満たないとか。

卵には価値があるけど、身には価値がないとか。

 

「積丹半島で捕れる高価なウニだって、近隣町村で昔ながらのその地域に根付いた価格で購入されてしまう。」

これが神恵内村が衰退していく理由の1つだと、私は気づいた。

 

このプロジェクトを始める前は、「生活のため」だけであって

やりがいはゼロだったと思うんだ。

でも今は違う。

SNSで出会った、たくさんの応援してくださる方々

会ったこともないし、顔も知らないけれど

私の心の目で、あなた方の顔が見えてます、ありがとう。

 

Instagramでいつもメッセージをくれる方々

ショップがオープンする前から購入してくださった方々

ありがたすぎて、美紀といつも

「販売じゃなくて、無料でプレゼントしたい」そんな葛藤と戦ってました(笑)

 

 

 

長々と綴っていて、まだまだ書き終わる気がしないから

何回かに分けて、このプロジェクトを始める前から今までの心境の変化だったり

自分の成長について投稿していこうと思う。

 

是非飽きずに読んでくれたら嬉しいです。

 

凸Photograph📷

 

 

 

山森漁業部お問い合わせ電話番号
070-8517-4715
お問い合わせ時間:平日 9:00〜16:00

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