やまもりブログ

26日に小女子漁が解禁しました。

神恵内では時化のため今だ出漁出来ていませんが…。

小女子漁は春の風物詩と言われ、島牧・寿都・岩内・神恵内・積丹・古平・小樽で一斉に始まります。

水温や小女子の移動状況により各地区捕れ始めるのが変わりますが26日に解禁されます。

神恵内村では夕方6時に出港し、漁場まで約1時間かけ移動します。7時頃に到着し小女子を集めるための、専用の集魚灯を灯し、各船小女子を探します。

小女子を見つけるまで、各船、無線でやり取りしながら探します。1隻が捕れると皆そこに集まります。船と船の間隔が2～30ｍまで近づきます。2～30ｍは地上だと遠いですが、海の上だとかなり近く感じます。周りに集まった船に気を付けながら操業しますが、夜の操業なので衝突寸前になることも度々あります。

船も気を付けなければいけませんが、もう一つ気を付けなければいけないのが、沈みぞり（暗礁）や磯です。小女子は陸に近い場所でも捕れるため船が乗り上げないようにしないといけません。

夜の海は本当に暗いです。レーダーによる機器と目視で危険がないか把握し、なおかつ小女子を探さなければいけません。

昨年は小女子の来遊が薄くまとまった量が捕れませんでしたが、今年こそはという気持ちで頑張りたいと思います‼

釜揚げシラスとしてオンラインショップで販売する予定ですのでインスタなどのSNSでお知らせしますので、その時までしばしお待ちください。